個性派俳優として着実に歩むホアキン

やはり歌手転向も演出のひとつだったようで、2010年9月8日にドキュメンタリー映画の主演として、監督ケイシー・アフレックとベネチア国際映画祭に出席します。映画祭でアフレックは作品の真偽について曖昧な返答を行っていましたが、アメリカへ帰国した後9月17日にニューヨークタイムスでタイトル「I'm Still Here」(日本語タイトル:容疑者、ホアキン・フェニックス)がモキュメンタリーで、歌手転向も演出だったことを語りました。そしてホアキンの俳優への復帰を受けてクリント・イーストウッド監督の『J・エドガー』へ出演依頼があるのでは?!といった様々なオファーや憶測が飛び交うことになりました。

ホアキン・フェニックスの妹、サマー・フェニックスの夫がケイシー・アフレックですが、ホアキンとケイシーはケイシーが映画初出演を果たした『誘う女』で共演しています。ホアキンを通じて、サマー・フェニックスとケイシー・アフレックスは出会いました。そのことから、ホアキンとケイシーは元々友人関係にありますが、ホアキン・フェニックスの「歌手転向宣言」はウソで、歌手転向をすると発言した2008年から「ウソ」だフェイクだと公表するまでの2年間を追った作品となっています。

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本気で歌手じゃなくてホッとした~

「I'm Still Here」は2010年9月10日に公開されていますが、歌手転向をしたとフェイクしたホアキン・フェニックスのインタビューによると、テレビでたくさん放映されているリアリティ番組を真に受けている視聴者の存在に、興味を持ったことからケイシー・アフレックが監督として作品を制作するときのきっかけになったといいます。キム・カーダシアンを代表格に、パリス・ヒルトンなど数々のリアリティ番組からなぜか不思議なスターとなってしまった人たちがいます。くだらない、あまりにもひどすぎりお粗末な番組内容と酷評されながらも、キム・カーダシアンは人気がありキムのライフスタイルも話題になっているからです。そこに注目するのもとても納得できます。

この作品は、実在する俳優ホアキンがホアキン自身が俳優業から引退すること、また引退に伴う突拍子も無い奇行を演じる様子がメインに撮影されています。ホアキンの奇行を事実と思わせるだけではなく、このホアキン歌手転向という騒動に対して、マスコミ・芸能界・視聴者・同業者がどのような反応を起こすのか?!という点を捉えるのが作品の目的にもなっています。ただ、フェイクのための努力が軽視されたという訳ではありません。ヒップホップ活動のために、本物の歌手のショーン・コムズの協力が仰がれています。

インタビュー番組での騒動

ホアキン・フェニックスが本格的な「演技」つまり歌手活動を開始する前のラスベガスでのコンサートの直前に、作品の大きな注目を集める出来事がありました。それは司会者デイヴィット・レターマンで有名なインタビュー番組です。このインタビュー番組は「レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」といって、この番組に出演したホアキンは、そこで俳優活動の引退宣言に関する取材を受けることになりました。

このインタビュー番組で、ホアキンは髭面にサングラスという異様な風貌で現れました。そしてインタビューでは、終始要領を得ない支離滅裂な会話をどんどん展開するという行動をとりました。またヒップホップへの転身を語る部分では、観衆に笑いが起きるとそれに反論するといった行動も行われました。結果的にそれはすべて演技ですが、会話がかみ合わない様子は視聴者にやっぱりなぁ~と印象を与えたことになったと思われます。

以前に行われた別のインタビューでは、ホアキンはつとめて冷静な態度で、ヒップホップ転向に対する理由を説明していました。ところが全国放送での奇行は、一挙にホアキンの奇行な行動へ話題を集めることになったのと、同時にホアキンの演技では?!という議論も広がりました。ホアキンの演技なのでは?!という声に対しては、ホアキン自身は「私は真剣に自分の転身を考えている。私が音楽の道に進むことはおかしいのか?!」といった発言を繰り返して、歌手転向が演技という説に対して反論する態度を続けました。

全てが終わってから

映画の撮影が終わった後に、ケイシー・アフレックとホアキン・フェニックスは「レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」でのインタビューでとったホアキンの奇行で出演したことに対して、番組に迷惑をかけた事を内々にデイヴィット・レターマンに謝罪していた事が明らかになりました。

2010年9月に、すっきりと髭を剃った普段の風貌で再びデイヴィット・レターマンのインタビューにホアキン・フェニックスは応じていますが、「I'm Still Here」(邦題:容疑者、ホアキン・フェニックス)作品に関する質問の中で、インタビュー時の奇行については完全なアドリブだったことを語り、レターマン側も「一切番組側に通告はなかった」としてやらせ説を否定しました。ホアキンはレターマンのインタビューでの演技が、まさかここまで作品への注目を集めるとは予想していなかったというほど、大きな注目を集めたことにホアキン自身も驚いたことになります。

モニュメンタリーの後

2008年10月の突然の歌手転向(実際はフェイク)から2010年までのモニュメンタリー撮影の後、本格的に俳優として復帰した作品がこの『ザ・マスター』です。ホアヒンが『ザ・マスター』に出演することは2011年に発表されました。

『ザ・マスター』はご存知の通りに新興宗教が題材となっていて、ホアキン・フェニックスが演じたのは戦争後遺症に苦しむ退役軍人を演じました。この『ザ・マスター』の演技で、2012年三大国際映画祭の一つであるヴェネツィア国際映画祭で最優秀男優賞のヴォルピ杯を授与されました。そして、2013年に第85回アカデミー賞とゴールデングローブ賞にノミネートされたことで、画界への完全なカムバックを果たしたことになります。

2013年には、『裏切り者』『アンダーカヴァー』『トゥー・ラバーズ』に続いて4回目出演作となるジェームズ・グレイ監督とのタッグで制作された映画『エヴァの告白』が第66回カンヌ国際映画祭で上映されて、パルムドールを争う作品の出来栄えとなりました。

そしてさらに2014年スパイク・ジョーンズ監督の新作『her/世界でひとつの彼女』では、人工知能と恋愛する男性を演じてこの作品で、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされています。そしてふたたび、『ザ・マスター』のポール・トーマス・アンダーソン監督に出演することが決まりました。それはトマス・ピンチョンの小説『LAヴァイス』の映画制作です。この作品の主人公ラリー・"ドック"・スポーテッロ役にホアキンをポール・トーマス・アンダーソン監督が起用することなりました。

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賞には興味なし

モニュメンタリーの時の奇行は普段から変わり者として評判なだけに、やっぱりと思われたのかもしれません。2005年にはアルコール中毒の中毒克服を受けていますが、かなりの酒豪であることは間違いありません。2000年に『グラディエーター』の際に、偶然ラッセル・クロウとラッセル・クロウとホアキンが会食をしている場面をみた人がいうには、二人で次々とワインのボトルを空にしている姿を確認されています。

2013年にホアキンは『ザ・マスター』で、アカデミー賞主演男優賞ノミネートが確実視されました。そこでのホアキンの言葉がまたすごいです。賞レースを嫌っているため「アカデミー賞なんかただの出鱈目なんだよっ!bullshit!!」と発言して話題になりました。ホアキンの賞そのものを否定する発言にも関わらずに、映画芸術科学アカデミーは2013年の主演男優賞にホアキンをノミネートしています。

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